開催レポート : Code and Response Day Online #1
昨日、2020年4月10日(金)に、Code and Response Day Online #1と題して、新型コロナウイルス対策と気候変動対策が今年のテーマとなった、2020 Call for Code Global Challenge の説明会と、クラウドハンズオンを開催しました。
開催結果
- 参加方法 : Webexによるオンライン参加。各自でインターネット接続できる場所からの参加。
- 参加者 : 12名 >> 目視で確認した最大人数になります。申し込み不要で開催ため、これより多かったかもしれません
- 時間:18:00~20:00
- 使用したオンライン開催ツール : Cisco Webex Meeting 無料プラン
開催内容
- 第一部 : 2020 Call for Code Global Challenge 参加方法について説明会
Call for Codeは、自然災害に打ち勝ち、防災や被災した人々の健康を改善するアプリやシステムを作成するグローバル規模のコンペティションです。公式ホームページがすべて英語のため、一昨年や昨年参加した経験なども盛り込んで、以下の日本語の解説資料を作成し、資料を画面共有でお見せしつつお話しました。
- 第二部 IBM Cloud ハンズオン
Call for Code の参加ルールに、IBM Cloudの使用があります。そこで、IBM Cloudをクレジットカード不要で無料で使用できる「IBM Cloud ライト・アカウント」を用いて、ローコード開発環境の「Node-RED」を活用し、架空のサンプルデータを用いて「サージカルマスクの在庫情報を共有する地図サービス」の構築についてお話しました。コピー&ペーストで実装できるように手順を整理してありますので、高校生や大学生のプログラミング入門的な位置づけとしても活用することができます。
Call for Codeでは、新型コロナウイルス(COVID-19)と気候変動対策が、2020年のテーマのため、地図サービス構築はどちらのテーマとも親和性が高く、様々な応用が利きます。 - 第二部 IBM Cloud ハンズオンの教材
対象 : Webブラウザ(Chrome またはFirefox、Microsoft Edgeのいずれか)の操作ができる人。
オンライン開催中の様子
下図は、第二部のIBM Cloud ハンズオンで作成する見本を、画面共有機能を用いてお見せしているところです。
画面を共有してハンズオンを進めていきます。ただ参加者の様子が見えないので、時々チャット機能を使って、様子を確認する必要があります。
もしつまづいているようであれば、参加者に画面を共有していただき、サポートすることも可能です。
まとめ
2020年は、新型コロナウイルスの影響で働き方や家庭環境など様々なチェンジを求められる年になりそうです。Call for Code の締め切りは、7月末日になりますので、それまでは今回と同様の説明会やハンズオンを開催していきます。
参考情報
- Call for Code 公式サイト
- Call for Code 日本語サイト >> ただし参加ルールや審査のポイントなどは英語のため、今回の説明会では、日本語に翻訳した資料を作成し説明しました。
- IBM Cloud ユーザー会 BMXUG >> ユーザー会主催のハンズオンがあります。
- IBM Developer コードパターン >> テクノロジーをこれから学ぶ人もステップアップしたい人も、世界中の開発者が利用する開発者向けのサイトで、チュートリアルがたくさんあります。