IBM User Group Conference 2020 運営記
オンライン開催
今までは、年2回やっていましたIBM Cloudの勉強会を、今年は、IBM CloudとIBMミドルウェア、IBM発のオープンソースソフトウェアなどを対象に、関連するコミュニティと共同で2日間の勉強会を開催しました。COVID-19(新型コロナウイルス)と多くの方々がそれぞれの方法で日々戦うなか、オンライン開催として企画し、2020年6月25日と26日の2日間で開催し、無事に閉幕しました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。次回開催の際にもよろしくお願いいたします。
録画した基調講演と各ブレイクアウトセッションの配信
当日、各スタッフが録画した基調講演と各ブレイクアウトセッションは、スピーカー切り替えなどシーンを削除し、公開しております。
再生リスト
公開中の資料
各スピーカーの方々が公開してくださったものは、下記からご覧になることができます。有料イベントではないため、資料が公開されていないセッションがありますのでご注意ください。
IBM User Group Conference 2020 - 資料一覧 - connpass
Twitterへの投稿
各参加者やスタッフが視聴したセッションについてTwitterに投稿したものを、下記にまとめてあります。
1日目 togetter.com
2日目 togetter.com
準備・運営
開催のきっかけ
5月上旬の「Think Digital Event Experience」の後に、日本でも最新のトレンドなどを紹介できるセミナーやりたい的な話が盛り上がりまして、各コミュニティ共同で「IBM User Group Conference」というイベント用コミュニティを立ち上げました。設立に参加したコミュニティは次のとおりです。
Japan IBM Middleware User Community (JIMUC)
IBM Cloud Users Group (BMXUG)
Kabanero Meetup
Node-RED UG
TJBot Fan
IBM見習い隊
水曜ワトソンカフェ
準備
日本アイ・ビー・エムのデベロッパーアドボケイトの方々のサポートをいただきつつ、上記の各コミュニティ関係者が、それぞれの仕事の合間を縫って、基調講演と各ブレイクアウトセッションのスピーカー手配や登壇内容、資料作成、進行資料のたたき台作成、集客などを分担し、進めていきました。運営事務局のメンバーは、それぞれがイベント運営経験を持つデベロッパーやシステムエンジニア、プログラマーのため、ある意味楽だったわけです。
またオンライン開催でしたが、今回は予算がなかったため、Zoom 配信環境などは、各スタッフが個人的あるいは所属企業で契約している環境を持ち寄りましたので、手作りのコミュニティイベントらしさがあったと思います。
当日やっていたこと
1日目基調講演(Keynote)の共同スピーカー
「AI、IoT、量子コンピュータ、クラウド、私たちは今何を学んでおけば良いのか?」と題しまして、ワンフットシーバス田中さんとの掛け合いで進めていきました。田中さんには、ProtoOut Studio(プロトアウトスタジオ)のご経験から社会人向けの学び視点、私からは4月に開志専門職大学に着任しましたので、それまでのSIer経験から、就職などで現場に関わっていく大学生にどのようなことを学んで欲しいか話させていただきました。
途中、このような評価もいただきましたので、重要なことを伝えることができたかと思います。
名言:要件定義書はとりあえず作りましょう#IBMUserGroupConf pic.twitter.com/MiOLgk3Xy0
— kato noriko @|•_•|」TJBotter (@noricokt) 2020年6月25日
学ぼう。メモ #IBMUserGroupConf pic.twitter.com/quuKQgs9UI
— H.N@実況アカ (@hn_repo) 2020年6月25日
Call for Code グローバルチャレンジに参加するメリットとは?昨年、日本からの応募作品からTop3に選出された「Prevent the Outbreak of Infection」を開発された @kolinz さんよりご紹介。#IBMUserGroupConf #CallforCode #社会貢献 pic.twitter.com/be4i3HuXdC
— Aya Tokura (とくあや) 🥑Developer Advocate (@ayatokura) 2020年6月25日
1日目トラック2のオンライン司会と配信担当
Watson Discoveryは、論文などを読み込ませ照会することに強いので、大学や研究機関で役立っていますし、学生向けプログラミングコンテストの「Master the Mainframe」や スポンサーの1つとして国連が関わっているグローバルコンペティション「Call for Code」など、これからプログラマーを目指す学生にとって有益なブレイクアウトセッションが集まりました。 Master the Mainframeは高校生以上、Call for Code は18歳以上の方がそれぞれ参加できます。 Master the Mainframeで入賞することで就職で有利になったり、個人的には、2019年のCall for Code で開発したAIアプリが日本におけるTop3ソリューションに滑り込むことが出来た結果、現在の仕事につながっています。
2日トラック1のソーシャルメディア担当
2日目は、準備段階でトラック1にAI・IoT関連、トラック2にコンテナ・運用関連をまとめました。2日目はハンズオンサポートしつつ、トラック1の各ブレイクアウトセッションについて、Twitterに投稿する形で進めていきました。 特に最終セッションの「IBMが考えていること ー新しいコミュニティー”IBM Community Japan"の発足ー」は、個人的な思い出になりますが、2015年に日本GUIDE/SHARE委員会の活動で研究発表していたことから、本イベントの注目セッションの1つとして集客に活用していたという裏があります。
2日目 トラック1の最終セッション、「IBMが考えていること ー新しいコミュニティー”IBM Community Japan"の発足ー」から、今多くの会社が考えているニューノーマルについてお話されています。#IBMUserGroupConf pic.twitter.com/1HPXET8tHu
— Kohei Nishikawa (@kolinz) 2020年6月26日
ハンズオンサポート
こちらが当日しようしたハンズオン資料になります。
資料URL IoTの基本ハンズオン 2020年5月版 - Speaker Deck
動画URL https://www.youtube.com/watch?v=-VLCSdjZvSw&list=PLziEfUdVSWb9MNDcUF6pEPJ50o89MGPKi
まとめ
運営事務局として、スピーカーとして、どちらでもミスはありましたが、それは次回の修正課題として、イベント自体は無事に閉幕することができたことが大変喜ばしく、皆様に感謝しております。次も開催しますので、ご参加お待ちしております。できれば、スピーカーとしてご登壇をお願いいたします。